さる11月11日(土)、宮津市国分にある丹後郷土資料館の旧永島家住宅を会場に、「民話等語り部」というイベントが開催されました。丹後地域の6つの小学校、中学校、高校が参加し、地元に伝わる昔話を紹介したり、自分たちで調べた地域の歴史、文化、産業などを発表しました。
本校からは地学研究部の秋田君(1年2組)が『歩いて辿る丹後震災の記憶』について発表しました。峰山地域の丹後震災の資料を調べたり、現地を歩き住民に話を聞いたりして作成した、90年前の丹後震災の記憶を辿ることができる街歩きの紹介です。震災直後と現在の写真の比較、震災記念館に展示されている震災画、地震発生の前後の天気の特徴、住民の方に聞いた震災の教訓、工業学校(本校の前身)の先生と生徒の震災直後の活躍、206名もの子供が亡くなった峰山小学校で先生たちの手によって作られた歌などを紹介し、90年前に峰山で起こった丹後震災の様子を参加者に伝えることができました。
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